1 名前:Hi everyone! ★[sagete] 投稿日:2015/04/09(木) 22:08:41.86 ID:???.net
ソース(ウォール・ストリート・ジャーナル日本版) ※ソース元に動画あり
http://jp.wsj.com/articles/SB11340384235203263823104580569934163061238

 ロボットはまず、秘書や工場労働者、そして店員に取って代わった。そして今では、世界で最も昔からある職業の一つに進出しようと
している。それは羊飼いだ。

 マイケル・トムソンさん(22)は、ニュージーランド・ダネバークにある姉の土地で飼っている約1000頭の羊を草の多い牧草地に移動
させるには、自作のドローン(無人機)を使うのが最も手っ取り早いと話す。200エーカー(約81万平方メートル)の牧草地で働く労働者は、
家畜を集めたり体調管理したりするのに、馬やオフロードカーを使用してきた。トムソンさんは、自分のドローンを使えば一瞬にして
全ての作業が完了すると話す。

 トムソンさんは「限界はあるが、馬に乗る必要もなければ、餌を与える必要もない」とし、「電池が多く要るだけだ」と言う。

 羊たちはどう思っているのだろうか?大半は無人機に敬意を払っているようだ。もっとも、いぶかしげな表情の羊もいる。ただ、それも
「ごく近くに接近するまでのことで、近づいてくると、大変だ、走らないと」ということになる。「羊たちは攻撃を仕掛けてくる可能性のある
物体を恐れる性質がある」とトムソンさん。

 オーストラリアの広大なアウトバックからアイルランドの田園地方に至るまで、テクノロジーに精通した牧畜農家は、カウボーイや牧羊犬
に代わる安価な選択肢として無人機を使い始めている。安いものだと500ドル(約6万円)ほどで購入できるカメラ搭載のヘリは、丘陵地帯
をすばやく巡回し、牧場主が――ゴーグルを時々つけながら――遠隔操作する無人機で羊や牛を導いていく。

 トムソンさんらの実験により、機械を使って家畜を集めることに20年間ほど取り組んできたロボット研究家にとって新たな希望が生じている。
オックスフォード大学をはじめとする複数の英大学の科学者たちは、1995年に「ロボット・シープドッグ・プロジェクト」を開始し、数十羽の
アヒルを一カ所に追い込むことができる箱くらいの装置を開発した。

写真=ニュージーランド・ウェリントン郊外の農場で羊飼いのための自作の無人機を操縦するマイケル・トムソンさん VALENTIN FARRO


 もっと最近では、英国とスウェーデンの研究者が羊や牧羊犬の動きに関するデータを収集し、犬による家畜追い込みがうまくいく科学的
論拠を理解するために、羊や牧羊犬に追跡装置を取り付けた。そして、オーストラリアの研究者たちは現在、牛の神経を刺激しないよう歩く
速度で牛を追い込むことのできる四輪式ロボットを開発中だ。

 一般的に、農場主らは車両からロボットに乗り換える準備はできていないようだ。ニュージーランドの農業経営者業界団体の幹部、
リック・パウドレル氏は、「こうした土地で犬のようなスピードで動くためにはすごいロボットが必要だ」とし、「耐久性の問題もある。私の犬は
これまで、リブート(再起動)が必要になったことはない」と話す。

 とは言え、無人機は牧羊犬と張り合い始めている。アイルランド・カーローのスーパーマーケットマネジャー、ポール・ブレナンさんは、
兄弟が経営する100エーカーの農場の羊飼いとして1300ドルの中国製クワッドコプター「Q500タイフーン」を使用している。ブレナンさんは
この無人機は犬や四輪車と同じくらいすばやく羊の群れを集めることができると話す。無人機技術の進歩のペースを考えると、無人機が
近いうちに羊飼いにとって頼りになる道具になりそうだ、と指摘する。「怠けたいときにはいい選択肢になる」とも言う。

 米サウスカロライナ州の農家、スコット・ハントさんは、クリスマスに無人機を贈られたときに、自分の20頭の牛で試してみたという。
「牛たちは巨大なハエだと思ったようだ」と話した。

写真=家畜を追い集めるのに牧羊犬に代わって無人機を検討している農場主たちもいる


(>>2以降に続く)

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