1: 海江田三郎 ★ 2017/02/08(水) 13:12:07.08 ID:CAP_USER.net
http://itpro.nikkeibp.co.jp/atcl/column/16/082600184/020600031/
アップルは2017会計年度第1四半期(2016年10~12月期)の決算を発表した。「iPhone」の販売台数は過去最大だっ
前年同期比を5%上回り、サービス部門も18%成長した。過去最高の「Mac」「Apple Watch」の販売台数も確保した。
関連記事:Appleの10~12月期決算、iPhone好調で過去最高の売上高
2016会計年度第2四半期でiPhoneの販売台数が前年同期割れし、2016年の決算が15年ぶりにマイナス成長となったことで、
「アップルの時代、iPhoneの時代が終わった」という悲観的な意見も多かった。これに対して筆者は、
「iPhone 6」を販売していた2015年の特需の反動であるという見方を示してきた。
今回の決算で再び過去最高の販売台数を達成したことで、iPhoneの成長と、これに6?7割近くを依存するアップルが
引き続き成長していく可能性を見せた。一方で、製品カテゴリーの中で、過去最高とならなかった「iPad」の動きは気がかりだ(写真)。
2017年1月27日で、iPadが発表されてから7周年を迎えた。初代iPadは、iPhoneと同じマルチタッチスクリーンを採用した9.7インチのデバイスだ。
iPadは2014年第1四半期の販売台数をピークに、下落傾向が長く続いている。
2017会計年度第1四半期の決算では、1308万台のiPadを出荷し、前年同期比19%減となった。売上高は55億3300万ドルで前年同期比22%減。
この数字から計算すると販売平均単価は約423ドルとなり、前年同期比4%減となった。
販売台数が落ち込み、販売平均単価も落ちている背景には、iPadというデバイスの難しさがある。まず販売台数が落ち込んでいる点については、
iPhoneのような買い換え需要を喚起できていないことが原因になっている可能性がある。
iPadが最も売れた2014年第1四半期に販売していたのは、2013年10月に登場した「iPad Air」と「iPad mini 2」だった。iPad Airは9.7インチという初代iPadのサイズを保ちながら、大幅な軽量化・薄型化・小型化を実現した。またiPad mini 2は、7.9インチの小型iPadをRetinaディスプレイ化した製品だった。
筆者や家族の手元には「iPad 2」とiPad mini 2、「iPad Pro 9.7インチモデル」がある。より新しいモデルのiPad Proでなくても、
写真共有やビデオ観賞、FaceTimeなどのコミュニケーション、Web閲覧、SNSなどの用途をきちんとこなしてくれる。
実際に、iPad mini 2は現役モデルとして販売が続いている。
スマートフォンの画面では小さい、しかしPCを開くまでもない。そんな家庭内や移動中、旅先でのニーズに応えてくれるシンプルで
簡単なデバイスとしてiPadは重宝する。6年前のモデルであるiPad 2ですら、購入当初の役割を果たし続けてくれているのだ。
いちユーザーとしての筆者は、「何と“優秀”なデバイスなのだろうか」という賛辞を贈りたいと思う。
だが、一度買ったら5年も6年もストレスなく使えてしまうその“優秀”さは、現在のiPadの販売台数低迷を招いている原因でもある。
(続きはサイトで)
アップルは2017会計年度第1四半期(2016年10~12月期)の決算を発表した。「iPhone」の販売台数は過去最大だっ
前年同期比を5%上回り、サービス部門も18%成長した。過去最高の「Mac」「Apple Watch」の販売台数も確保した。
関連記事:Appleの10~12月期決算、iPhone好調で過去最高の売上高
2016会計年度第2四半期でiPhoneの販売台数が前年同期割れし、2016年の決算が15年ぶりにマイナス成長となったことで、
「アップルの時代、iPhoneの時代が終わった」という悲観的な意見も多かった。これに対して筆者は、
「iPhone 6」を販売していた2015年の特需の反動であるという見方を示してきた。
今回の決算で再び過去最高の販売台数を達成したことで、iPhoneの成長と、これに6?7割近くを依存するアップルが
引き続き成長していく可能性を見せた。一方で、製品カテゴリーの中で、過去最高とならなかった「iPad」の動きは気がかりだ(写真)。
2017年1月27日で、iPadが発表されてから7周年を迎えた。初代iPadは、iPhoneと同じマルチタッチスクリーンを採用した9.7インチのデバイスだ。
iPadは2014年第1四半期の販売台数をピークに、下落傾向が長く続いている。
2017会計年度第1四半期の決算では、1308万台のiPadを出荷し、前年同期比19%減となった。売上高は55億3300万ドルで前年同期比22%減。
この数字から計算すると販売平均単価は約423ドルとなり、前年同期比4%減となった。
販売台数が落ち込み、販売平均単価も落ちている背景には、iPadというデバイスの難しさがある。まず販売台数が落ち込んでいる点については、
iPhoneのような買い換え需要を喚起できていないことが原因になっている可能性がある。
iPadが最も売れた2014年第1四半期に販売していたのは、2013年10月に登場した「iPad Air」と「iPad mini 2」だった。iPad Airは9.7インチという初代iPadのサイズを保ちながら、大幅な軽量化・薄型化・小型化を実現した。またiPad mini 2は、7.9インチの小型iPadをRetinaディスプレイ化した製品だった。
筆者や家族の手元には「iPad 2」とiPad mini 2、「iPad Pro 9.7インチモデル」がある。より新しいモデルのiPad Proでなくても、
写真共有やビデオ観賞、FaceTimeなどのコミュニケーション、Web閲覧、SNSなどの用途をきちんとこなしてくれる。
実際に、iPad mini 2は現役モデルとして販売が続いている。
スマートフォンの画面では小さい、しかしPCを開くまでもない。そんな家庭内や移動中、旅先でのニーズに応えてくれるシンプルで
簡単なデバイスとしてiPadは重宝する。6年前のモデルであるiPad 2ですら、購入当初の役割を果たし続けてくれているのだ。
いちユーザーとしての筆者は、「何と“優秀”なデバイスなのだろうか」という賛辞を贈りたいと思う。
だが、一度買ったら5年も6年もストレスなく使えてしまうその“優秀”さは、現在のiPadの販売台数低迷を招いている原因でもある。
(続きはサイトで)
【6年前のモデルがまだ使える、7周年を迎えたiPadは低迷を抜けられるか】の続きを読む