新技術

    1: 田杉山脈 ★ 2019/06/27(木) 22:23:11.25 ID:CAP_USER.net
    次世代の半導体の材料などとして期待され、合成するのが難しいことから夢の物質とも呼ばれる炭素素材の「グラフェンナノリボン」を自在に製造する技術を開発したと名古屋大学のグループが発表し、コンピューターの小型化などに応用できる可能性があるとして注目を集めています。

    「グラフェンナノリボン」という物質は、六角形の環状の炭素分子がつながった「ナノメートル」サイズの炭素素材で、大きさなどによって電気の通しやすさなどの性質が変化するため、次世代の半導体などへの応用が期待されていますが、効率よく合成する方法はなく、夢の物質とも呼ばれています。

    名古屋大学の伊丹健一郎教授のグループは、環状構造を持つ特定の炭素分子を独自の触媒で反応させたところ「グラフェンナノリボン」を効率的に合成でき、材料の量などを調整することで、形や大きさを制御することもできたということです。

    「グラフェンナノリボン」を使った半導体は、これまでより小さなサイズで同等以上の能力を発揮することができると考えられていて、コンピューターの小型化や高性能化などにも応用できる可能性があるとして注目を集めています。

    伊丹教授は「長年の課題を解決でき、企業と量産化のための技術開発を始めていて、できるだけ早く応用につなげたい」と話しています。
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20190627/k10011970331000.html

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    1: へっぽこ立て子@エリオット ★ 2019/05/15(水) 14:52:50.96 ID:CAP_USER.net
    AGCは、窓ガラスに透明ディスプレイを組込む技術を世界に先駆けて開発した。これにより、窓ガラスから見える風景に重ねて情報を表示できるようになる。

    https://www.watch.impress.co.jp/img/ipw/docs/1184/581/img1_o.jpg
    電源OFFの状態(左)と電源ONの状態(右)

    AGCは視認性に優れ、空間に浮かんだようなデザインが特徴のinfoverre(インフォベール)を2013年に開発。ガラスに映像を表示するサイネージとして、ビル・空港・ショッピングモールなど様々な場所に導入している。

    AGCの持つ複層ガラス製造技術をinfoverreと組み合わせることにより、窓ガラスへ透明ディスプレイを組込むことに成功。電源を切っているときは通常の窓ガラスで、電源を入れることで窓ガラスに映像が表示される。

    この技術により、窓が情報を表示するプラットフォームとなり、風景に合わせて周辺の観光情報等をリアルタイムに表示できるようになる。

    今後は映像を表示させるだけでなく、窓を通して様々な情報を入手できるよう、タッチ機能などインタラクティブな機能を追加。将来的にこの技術を、観光名所・博物館・列車・バスなど様々な窓へ適用できるよう、実用化に向けた研究開発を進めるとしている。

    https://www.watch.impress.co.jp/img/ipw/docs/1184/581/img2_o.jpg
    列車内の導入イメージ

    関連リンク
    AGC
    http://www.agc.com/index.html
    ニュースリリース
    http://www.agc.com/news/detail/1199209_2148.html

    2019年5月15日 13:24
    Impress Watch
    https://www.watch.impress.co.jp/docs/news/1184581.html

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    1: 田杉山脈 ★ 2019/02/19(火) 15:57:58.52 ID:CAP_USER.net
    NECは、深層学習を使用して声認証の速度と精度を向上させ、5秒の発話で約95%の精度の認証が可能になったと発表した。

     東京工業大学 情報理工学院 篠田浩一教授と共同で研究開発が行なわれている技術で、特定のフレーズに依存せず自然会話によって認証する「テキスト独立方式」の声認証。深層学習と学習データの拡張により、認証に必要な発話時間が従来の半分となる5秒に短縮され、人でも聞き分けることが難しい環境下でも約95%の認識率を実現したという。

     今回開発された手法は、音声全体を検索し特徴量を抽出する「特徴抽出ネットワーク」と、話し方やイントネーションなどといった特有の音声パターンを抽出し重みづけする「注意ネットワーク」の2つから構成される「特徴抽出ロジック」を用いて認証を行なうもの。特徴抽出ロジックは、多重構造のニューラルネットワークに数千人規模の音声サンプルを与えて学習させることで形成され、情報量の少ない短時間の音声データからでも効率的な特徴抽出を可能にする。

     また、音声データにノイズや改変を加えることで別のデータを作り上げる独自の「データ拡張技術」を活用し、学習データを拡張。背景ノイズが目立つ音声や、複数の声が混じる音声、声を改変して別の人物をシミュレートした音声などを生成できるもので、より多くのサンプルデータを集めることが可能。話者数としては約5倍、学習データ量としては約20倍にまでデータを拡張し、学習の強化と誤認識率の低減を図っている。

    2020年の実用化を目指しており、コールセンターなどでの本人確認手続きの効率化や、ほかの生体認証との併用によるEコマースなどでの決済手続きの利便性向上、音声鑑定といった犯罪捜査支援などへの応用を見込んでいるという。
    https://pc.watch.impress.co.jp/img/pcw/docs/1170/409/02_l.jpg
    https://pc.watch.impress.co.jp/docs/news/1170409.html

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    1: ムヒタ ★ 2018/04/19(木) 07:59:01.89 ID:CAP_USER.net

    スマートフォン(スマホ)にも搭載され、広く知られる個人認証技術「指紋認証」。しかし、認識精度に限界があり、誤認や偽造などの懸念も指摘される。生体認証システムのディー・ディー・エス(DDS)と東京大学は指の汗が出る穴に着目し、精度を10倍以上高めることに成功した。読み取るセンサーのコストなど課題も残るが、個人認証の新たな手段として注目されそうだ。

    「従来の指紋認証は精度に限界がある。決済など様々な場面でスマホが使われるなか、より簡単で精度の高い個人認証技術が必要だ」。東京大学大学院の梅崎太造特任教授は、新たな指紋認証手法を開発した狙いを強調する。

    現在の一般的な指紋認証は、複数の隆起した線(隆線)が集まって模様になった渦状紋などの「第1次特徴」と、線の分岐点や端点といった「第2次特徴」で個人を判別する。技術は確立されており、実績もある。

    ■誤認や偽造も

    しかし、スマホのセンサーのように読み取る面積が小さくなると、捉えられる特徴点が少なくなる。他人の指紋を登録者のものと誤って認識したり、偽造した指紋で認証を突破されたりといった懸念が指摘されてきた。

    入室用の指紋認証機器といった大きなセンサーを使用する指紋認証では無作為に選んだ人がロックを解除できる確率は100万分の1程度とされる。一方、スマホでは5万分の1程度に低下するという。

    実際に米国のミシガン州立大学の研究グループは、指紋をインクジェットプリンターで偽造してスマホの認証を突破できると報告している。また、他人の指を本人のものと誤認してしまいスマホのロックを突破される危険性も報告されている。

    DDSと東大が開発した技術は従来の2つの特徴に加えて、汗が出るための小さな穴である「汗孔(かんこう)」を“第3次特徴”として利用する。汗孔は個人によって位置関係が異なる。この汗孔同士の位置関係や線と汗孔の位置関係を判定基準に加えることで、精度を10倍以上に高めることができるという。

    汗孔は隆線の中に数多く存在しており、スマホに搭載する小さなセンサーでも多くの特徴を捉えることが可能だ。ただ、現在の主流の静電容量式センサーでは十分な解像度がなく、小さな汗孔を検知できない。

    このため、DDSは新たなセンサーを開発した。薄いガラス板とイメージセンサー、発光ダイオード(LED)を組み合わせており、指の表面に光を当てて浸透率や反射率を利用して微細な構造を読み取る。

    ■価格下げ課題

    検出部の大きさは縦6.6ミリメートル×横4.8ミリで厚さも約0.6ミリと小さい。従来のセンサーは解像度が500ppi(1インチあたりの画素数)程度だったが、新しいセンサーでは3000ppiまで高められるという。読み取った汗孔の位置関係から個人を認証できるソフトウエアも梅崎氏とDDSが開発した。

    スマホに搭載される一般的なセンサーの価格は100~1000円程度とされる。新開発のセンサーはまだスマホに搭載できるほど安くはないが、今後は量産による原価低減で既存センサーと同程度まで下げられるとみる。スマホメーカーの採用を目指す。
    以下ソース
    2018/4/19 6:30
    https://www.nikkei.com/article/DGXMZO29549890Y8A410C1XY0000/



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    1: ムヒタ ★ 2018/02/20(火) 02:53:52.55 ID:CAP_USER.net

    NTTは柔道などのスポーツの試合を立体的に映し出す最新の技術を19日、公開しました。2020年の東京オリンピック・パラリンピックに向けて実用化を目指すとしています。

    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20180219/K10011335151_1802191627_1802191653_01_03.jpg

    NTTが公開したのは、スポーツの競技の様子を立体的に映し出す技術です。

    4つの方向から撮影されたカメラ映像が、動き回る選手の位置情報とともに光回線で伝送される仕組みで、専用のモニターに実際の10分の1の大きさで映し出されます。

    3Dメガネをつけずに、どの方向からでもカラー映像が立体的に見え、柔道や空手などの試合の中継に活用すれば、より臨場感のあるスポーツ観戦ができるようになるとしています。

    このほか、複数のドローンを連携させて空中に大きなディスプレイを浮かべる技術や、AIを搭載し雑談にも対応できるロボットの開発も行われていて、いずれも2年後の東京オリンピック・パラリンピックまでの実用化を目指しているということです。

    立体映像の技術について、NTT研究企画部門の黒川清統括部長は「オリンピック会場にいる限られた人だけでなく、世界中の人が空間をこえて臨場感のある観戦ができ、感動を共有できるようになる」と話していました。

    2月19日 16時38分
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20180219/k10011335151000.html



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