1: 海江田三郎 ★ 2016/12/22(木) 16:08:40.35 ID:CAP_USER.net
http://gigazine.net/news/20161220-sex-bot-could-over-exert-human-lovers/
AI(人工知能)の急激な発達を背景に人間の暮らしの中にもAIを搭載したロボットが深く組み込まれるようになりつつある中、
性的な目的に使われる「セックスロボット」が人間に過度な刺激を与え続け、従来のライフスタイルを破滅にまで追い込
む可能性があると専門家による会議で指摘されています。
この指摘は、2016年12月19日から20日にイギリスのゴールドスミス・カレッジで開催された
Second International Congress on Love and Sex with Robots(「愛」と「ロボットとのセックス」に関する第2回国際会議)の
発表セッションの中で行われたもの。発表を行ったノルドヴェストシュヴァイツ専門大学のオリバー・ベンデル氏は、
「セックスロボットに対しては、機械倫理についての幅広い疑問点を投げかけるべきだ」と提言しています。
ベンデル氏が語る「機械倫理」とは、自動運転カーやチャットボット、軍用ドローン、そして個人の快楽用ロボットなど、
あらゆる機械を「生まれながらにして、潜在的にモラルを課せられる存在である」とする考え方のことで、
セックスロボットに物理的な機能に加えて「道徳的な能力」を持たせるべきという疑問を投げかけるものです。
またこの問題は、ロボットに「どのような能力を持たせるか」という機能的な問題に加え、
「人間からの要求をどこまで受け入れるのか」というAIによる判断基準にもフォーカスを当てるものになります。
この問題は単に「ロボットと人間」の間におけるものではなく、ここには「ロボットを使ったセックス産業」の存在が大きく影響を及ぼしてきます。
例えば、Googleが世界中の情報を集め、オンラインゲームが人々の射幸心をあおるように、セックス産業がロボットを通じて
人々の欲望をあおることで、従来とは違ったレベルでの依存が起こる可能性も指摘されています。
実際に、女性用のハイテクバイブレーターを販売していた企業が、ユーザーの使用データをこっそりと収集していたとして
訴えが起こされたこともあります。
生身の人間とは違い、ロボットは基本的に「疲れ知らず」であり、電源さえあれば無限に動作し続けることが可能です。
人間同士が性的な関わりを持つ時は、お互いの心身に、特に男性側に限界が訪れるものですが、
ロボットの場合はこれが存在しないことになります。そのため、極端なケースになると
疲れを知らないロボットに性的に依存する状況が生じることで、本来の姿である人間同士のセックス行為に影響が及ぶことが危惧されるというわけです。
ベンデル氏は「もし機械が人間を過度に惹きつけると、人間同士のセックスが行われる可能性が引き下げられるでしょう」
と警鐘を鳴らしています。この影響はまた、機械によって立場を奪われた人間と、さらに、
そのような機器を入手できない人にも及ぶとベンデル氏は指摘しています。
AIが急激に発展する中、このような問題は広く考えられるべきだと会議では声が挙がったとのこと。
また、この問題について判断を行うのは、伝統的なポルノ産業の当事者であるべきではないとする意見も挙がっていたそうです。
AI(人工知能)の急激な発達を背景に人間の暮らしの中にもAIを搭載したロボットが深く組み込まれるようになりつつある中、
性的な目的に使われる「セックスロボット」が人間に過度な刺激を与え続け、従来のライフスタイルを破滅にまで追い込
む可能性があると専門家による会議で指摘されています。
この指摘は、2016年12月19日から20日にイギリスのゴールドスミス・カレッジで開催された
Second International Congress on Love and Sex with Robots(「愛」と「ロボットとのセックス」に関する第2回国際会議)の
発表セッションの中で行われたもの。発表を行ったノルドヴェストシュヴァイツ専門大学のオリバー・ベンデル氏は、
「セックスロボットに対しては、機械倫理についての幅広い疑問点を投げかけるべきだ」と提言しています。
ベンデル氏が語る「機械倫理」とは、自動運転カーやチャットボット、軍用ドローン、そして個人の快楽用ロボットなど、
あらゆる機械を「生まれながらにして、潜在的にモラルを課せられる存在である」とする考え方のことで、
セックスロボットに物理的な機能に加えて「道徳的な能力」を持たせるべきという疑問を投げかけるものです。
またこの問題は、ロボットに「どのような能力を持たせるか」という機能的な問題に加え、
「人間からの要求をどこまで受け入れるのか」というAIによる判断基準にもフォーカスを当てるものになります。
この問題は単に「ロボットと人間」の間におけるものではなく、ここには「ロボットを使ったセックス産業」の存在が大きく影響を及ぼしてきます。
例えば、Googleが世界中の情報を集め、オンラインゲームが人々の射幸心をあおるように、セックス産業がロボットを通じて
人々の欲望をあおることで、従来とは違ったレベルでの依存が起こる可能性も指摘されています。
実際に、女性用のハイテクバイブレーターを販売していた企業が、ユーザーの使用データをこっそりと収集していたとして
訴えが起こされたこともあります。
生身の人間とは違い、ロボットは基本的に「疲れ知らず」であり、電源さえあれば無限に動作し続けることが可能です。
人間同士が性的な関わりを持つ時は、お互いの心身に、特に男性側に限界が訪れるものですが、
ロボットの場合はこれが存在しないことになります。そのため、極端なケースになると
疲れを知らないロボットに性的に依存する状況が生じることで、本来の姿である人間同士のセックス行為に影響が及ぶことが危惧されるというわけです。
ベンデル氏は「もし機械が人間を過度に惹きつけると、人間同士のセックスが行われる可能性が引き下げられるでしょう」
と警鐘を鳴らしています。この影響はまた、機械によって立場を奪われた人間と、さらに、
そのような機器を入手できない人にも及ぶとベンデル氏は指摘しています。
AIが急激に発展する中、このような問題は広く考えられるべきだと会議では声が挙がったとのこと。
また、この問題について判断を行うのは、伝統的なポルノ産業の当事者であるべきではないとする意見も挙がっていたそうです。
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