- 1 名前:ライトスタッフ◎φ ★[] 投稿日:2013/09/22(日) 23:15:07.65 ID:???
- ゲーム見本市「東京ゲームショウ2013」が19日開幕した。ソニーと米マイクロソフトの次世代
ゲーム機がそろい踏みする今回、新たなソフトの獲得を競う。標的は「インディーズゲーム」。
スマートフォン(スマホ)ゲームの普及で増殖する無名の開発業者の「青田買い」を急ぐ。
19日には家庭用ゲーム機市場をけん引した任天堂の山内溥前社長が死去した。ゲーム業界が
大きくうねっている。
■スマホ台頭で激変
「まずパソコン向けで利用者100万人。来年には家庭用ゲーム機向けにも展開したいね」
ゲームショウ会場の一角。自社開発ゲームの出展のためにインドネシアから来日したアントリオ
・ベルガスディットさんは自信を見せた。東南アジアの市街地を現地のクルマが疾走する、
パソコン用のレーシングゲーム「ANGKOT」を今年11月からネット配信する計画だ。
今回のゲームショウでは、大手ゲーム会社のブースの傍ら、多くの中小ゲーム開発会社が
集まった。アジアを中心に海外企業も多く、33の国・地域から160社強が出展した。スマホが
世界中に行き渡り、家庭用ゲームが主体だったゲームショウも様変わり。利用者だけでなく、
ゲーム開発者側にも大きな変化の波が押し寄せている。
沖縄県北谷町のサマータイムスタジオは今年で設立2年、従業員数も20人ほどの典型的な
インディーズだ。しかし、既にスマホやタブレット(多機能携帯端末)向けでは一大ヒット
メーカーとなった。今年4月に自社タイトルとして初めて配信を始めたゲームは、既に国内外で
ダウンロード数が100万回を超えた。
スマホ向けなどに世界中の誰もがゲームを開発して配信。独創的な面白さがあれば一躍巨万の富
を得られる時代がゲーム業界に訪れたわけだ。一般的なゲーム開発ツール「Unity」を使用
する開発者だけでも、世界に160万人存在すると言われる。
こうしたインディーズゲームの開発者に目を付けたのが、ゲーム機の巨頭であるソニー
・コンピュータエンタテインメント(SCE)とマイクロソフト。ここまでスマホゲームの
台頭に押され続けてきたが、急成長したインディーズゲーム開発者を自社のゲーム機向けに
取り込もうと躍起だ。
■無名の開発者に脚光
ゲームショウのSCEの巨大な出展ブースの片隅には、次世代ゲーム機「プレイステーション
(PS)4」向けに3本の新作ゲームが紹介された。これは同社が欧米でヘッドハントした
インディーズ作品。この2年、先行して欧米では囲い込みを進め、最新鋭のゲームソフトとして
迎え入れた。欧米では宣伝面での優遇や、開発資金援助のための基金も設立。日本でも、今年
7月に社内に専門のインディーズ開拓チームを発足した。(※続く)
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◎http://www.nikkei.com/article/DGXNASDD190R2_Z10C13A9XX1000/?dg=1
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