1: 海江田三郎 ★ 2016/01/13(水) 10:56:29.46 ID:CAP_USER.net

http://itpro.nikkeibp.co.jp/atcl/interview/14/460201/121400021/

ロボット大国と言われた日本だが、最近は今ひとつ元気がない。その中で気を吐いているのが、
高齢者や介護者、工場などの肉体労働者向けの筋力補助装置「マッスルスーツ」を開発し、大学発ベンチャーを通じて
販売を伸ばしている東京理科大学工学部機械工学科の小林宏教授。日本のロボットはどうなっていくのかを聞いた。

(聞き手は宮澤徹)
最近、政府もロボット産業の育成を声高に言っています。追い風が吹いていると感じますか。
小林:ロボットが騒がれてきたという実感はあります。ですが、まだ実態が伴っているようには見えません。
確かに、日本はロボット大国ではあると思います。工場などで使う産業用ロボットは頑張っていますが、
それ以外のところはうまくいっていないのが実情です。
 最近開かれたロボティクスチャレンジというコンクールにおいても、日本は最高でも10位で、
韓国のロボットが優勝しました。今の日本は、しょせんその程度です。
 2000年頃、10年後にロボット産業の事業規模が非製造業も含めて年3兆円ぐらいになると言われていたと思います。
当時、ヒト型ロボットが相次いで出てきて、国家プロジェクトも立ち上がり、それに伴って、
ロボット開発に多くのお金が付きました。ですが、結局はたいして伸びずに、今に至っています。

問題はどこにあるのでしょうか。
小林:ユーザーがうまく使えるようなロボットが、まだできていないことだと思います。気になっているのが、
ある誤解の広がりです。ロボットは、仕事の効率を上げるための手段ともよく言われます。ですが、
それは必ずしも正しい考え方ではありません。
 これから日本の経済が右肩上がりに伸びていくことなんてないし、人口も減っていく。
いかに持続できる社会を作り、国民のクオリティー・オブ・ライフを高めていくかが、ロボットに課せられた役割になるでしょう。
僕は、ロボットはそのためのツールだと思っています。

日本が得意と言われてきたヒト型ロボットについて、どう見ていますか。
小林:技術の水準は高いし、見ていて面白いとは思うのですが、役に立つかというと、やはり役には立ちません
。技術を積み上げていくという意味では、誰かがやっている必要はあると思いますけど、それは私ではないなと思っています。

何が足りないのでしょうか。
小林:一番欠如しているのは知能です。ロボットが本当の知能や感情を持つには、アイデンティティーを持たなければならない。
そんなことはあり得ないですね。米国IT(情報技術)ベンチャーなどの人工知能が注目を集めていますが、
あれはしょせん検索エンジンにすぎません。
 インターネット上に様々な情報がたくさん転がっているので、検索によってそれらを引っ掛けてくる。
それをちょっとうまくやっているというだけで、知能でも何でもないんです。騒がれてはいますが、
本質的なところとはちょっと掛け離れている。
 日本でも、自律的に学習する人工知能を持たせたヒト型ロボットも出てきています。
そうしたロボットが社会を変えるという触れ込みもあるようですが、まあ、おもちゃで終わるでしょう。
そもそも、ヒト型でなければならない必然性がないのかもしれません。

未来のロボット社会をどう描いていますか。
小林:ロボット化が進むと、ロボットがいわゆるロボットの形でいる必要はなくなっていきます。
例えばエアコンや洗濯機といった家電が、見た目はそのままに、中身はすでにロボットになっています。
 今後は、いろいろなところにセンサーが付いて、使う人に最適なサービスを提供するようになるでしょう。
部屋の中に多くのセンサーが付いて、独居老人などの動きがおかしいと判断したらすぐに通報できるようになるとか。
ヒト型のようなロボットが周りを動き回ったって、邪魔にしかならないと、私は思います。



2: 海江田三郎 ★ 2016/01/13(水) 10:56:38.97 ID:CAP_USER.net

日本のロボットは元気になれるのでしょうか。
小林:人間の生活や作業に直接関わるようなロボットを、産業としてきちんと育てることが
重要だと思います。例えば、体に装着し、人の動きをサポートするロボットは、
構造や作り込みにきめ細かさが求められます。そこでは、日本人独特の繊細さ、きめ細かさというものが生かせるのではないかと考えます。

まさに今、先生が手がけているロボットですね。

小林:私が目指しているのは、ロボットを通じて、誰もが体を痛めずに、働ける環境を作ることです。
例えば、高齢になっても、若い頃とそれほど変わらずに動き続けられるようにすることです。
そして最終的には、「生きている限り自立した生活ができる」ことを実現したい。

 今、力を入れている、「アシストスーツ」と呼ばれる装着型ロボットは、
工場などの作業員の力が弱かったり、作業員が痛みを感じたりする場合に
サポートするためのものです。決して、生産の効率を上げることを目的にしているのではありません。

事業の手応えはどうですか。
小林:200社ぐらいに貸し出しています。問い合わせ件数の内訳は、介護向け1に対して、
工場向けなどその他が3ぐらいですね。腰を痛めたり、作業がきつくて
すぐ辞めてしまったりする人が多いことに、困っている工場がけっこうあります。

 既に製品化している腰を補助する装置は、ユーザーニーズの最大公約数をベースに開発しました。
デモンストレーションなどでは、腕に装着するタイプも欲しいという声が多い。
だから、今は腕向けの装置を開発しています。年内にはリリースできるでしょう

今、10種類ぐらい新しいものを開発しています。これからは、1年で新製品を3つぐらい出すペースでやっていきたいと思っています


4: 名刺は切らしておりまして 2016/01/13(水) 10:58:35.28 ID:K6Qn0dJK.net

ブラック企業で働く
日本人労働者がロボット


6: 名刺は切らしておりまして 2016/01/13(水) 10:59:25.63 ID:fwpe5dAm.net

日本人奴隷ほどコスパのいいロボットはないから


7: 名刺は切らしておりまして 2016/01/13(水) 11:01:23.72 ID:y5059Yat.net

二足歩行にこだわり過ぎたのかな


8: 名刺は切らしておりまして 2016/01/13(水) 11:01:38.22 ID:cdWL7aVt.net

軍事産業と結びつかないからなあ


9: 名刺は切らしておりまして 2016/01/13(水) 11:01:41.73 ID:X6TUV+jZ.net

軍用開発が出来ないからだろう。


10: 名刺は切らしておりまして 2016/01/13(水) 11:03:03.22 ID:1KQdPBcw.net

日本は軍事に使わないからだよ

アシモに機関銃装備して迷彩塗装しろ


元スレ:http://anago.2ch.sc/bizplus/1452650189/