1: 海江田三郎 ★ 2016/01/13(水) 10:18:01.86 ID:CAP_USER.net

http://www.nikkeibp.co.jp/atcl/tk/DTrans/ecs/010800006/

世界最大の家電メーカーである中国・ハイアールの子会社「アクア」が今、注目を集めている。
アクアは旧三洋電機の洗濯機・冷蔵庫部門が元となって2012年1月に設立された会社
(当時はハイアールアクアセールス)で、洗濯機・冷蔵庫の「AQUA(アクア)シリーズ」ブランドが有名だ。
2014年10月からハイアールアジアとして活動してきたが、2016年1月11日にアクアへ社名を変更し、ブランドと社名の統一を図った。
 そのアクアがなぜ今注目されているのか。それは、これまでにはない「製品」を生み出し、
これまでにはない「新しい発表会のスタイル」を実現し、これまでにはない「ビジネスモデル」を構築しようとしているためだ。
その中心には、同社代表取締役社長兼CEO(最高経営責任者)の伊藤嘉明氏がいる。
伊藤氏は、2014年2月にハイアール アジア インターナショナル(当時)の社長兼CEOとして入社し、
日本やASEAN諸国でのハイアールグループの事業を担当している。

 伊藤氏が手がけてきたアクアの足跡についてはおいおい触れるとして、まずは現在、
日本国内だけでなく世界中から注目を集めている映画『スター・ウォーズ』シリーズのコラボ製品を見ていこう。
特に世界中に強烈なインパクトを与えたのが、スター・ウォーズの人気キャラクター(ロボット)である
「R2-D2」の実物大サイズを実現した「R2-D2型冷蔵庫」だ。
アクアは、2015年6月に同冷蔵庫の開発発表会を実施し、10月の製品発表会では販売価格も発表した。
その価格がまた衝撃を与えた。何と、税抜きで「99万8000円」。消費税を含めると100万円を超える“超高額家電”だったからだ。
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R2-D2型冷蔵庫とは? ……いったい何ができるのか?

 2015年12月18日に公開された最新映画『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』に先駆け、
12月15日に発売されたR2-D2型冷蔵庫「AQUA ASR-RD6E」とは、いったいどのようなものなのか。その中身を見ていこう。
 ASR-RD6Eは世界初のR2-D2型移動式冷蔵庫で、映画『スター・ウォーズ』シリーズに登場する
ロボット「R2-D2」の等身大サイズとなっている。バッテリーを内蔵しており、リモコンを使うことで
前後左右旋回走行ができるようになっている。約2時間の連続駆動が可能だ。

映画に登場するR2-D2の効果音、首の動き、インジケーターなども忠実に再現しているという。
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 安全に配慮し、「緊急停止兼電源ボタン」を頭部に搭載。万が一の段差からの落下や転倒を防ぐ
「前後段差センサー」も備えている。
本体の胴体部分には、容積6リットルのペルチェ式保冷庫を搭載し、頭部にはプロジェクターを内蔵。
「Miracast」規格に対応しており、Miracast対応のAndroidスマートフォンやタブレットからWi-Fi(無線LAN)
を通じてワイヤレスで映像をスクリーンに投影できる。残念ながらiOS機器(iPhone、iPadシリーズなど)からの
プロジェクター投影には対応していない。
ちなみに保冷庫は付属のACアダプター接続時のみ稼働し、バッテリー駆動時には移動とプロジェクター機能のみ
利用できる。保冷庫は容積約6リットルと小さく、350ml缶で6本、500mlペットボトルで4本程度しか入らないため、
おまけ機能と考えてもいいかもしれない…。

「僕が欲しいから作る」! それを「日本覚醒」につなげる
 R2-D2型冷蔵庫の発表会で伊藤氏は、「このR2-D2、僕が欲しいから作っちゃいました。
問題あります? いいんじゃないですか、そういう会社があっても」と話していた。
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2: 海江田三郎 ★ 2016/01/13(水) 10:18:09.30 ID:CAP_USER.net

 現職に就任する以前に、市販されていたR2-D2の実物大レプリカが欲しいと考えてWebサイトで調べたという伊藤氏。
家電製品でもないレプリカなのに、約1万5000ドル(現在の為替レートで約178万円)だったという。
 「動かないレプリカに、さすがに1万5000ドルは出せません。じゃあもっとすごいの作っちゃおうということで作ったわけです。
このR2-D2は(スター・ウォーズシリーズの生みの親である)ルーカスフィルム、それから(2012年にルーカスフィルムを買収した)ディズニーと何度も何度もやりとりを重ね、忠実に再現しました」。

 「なぜならば、スター・ウォーズファンの皆様のお手元に、全く本物と同じ、忠実なR2-D2をお届けしたかった
……いや僕自身が欲しかったからというのと、両方ですね。ディテール、色、すべてこだわりました」
 「そしてここがポイントです」と伊藤氏は付け加えた。詳しくは後編で触れたいが、アクアは会社の
事業戦略のテーマとして「日本覚醒」を掲げている。バブル崩壊後の“失われた20年”とも言われる低迷期を、
アクアがリードして乗り越えようという壮大な戦略だ。
 「メイドインジャパン、ジャパンクオリティー、ジャパンテクノロジー。日本の英知、工業製品としての知恵を結集して
作ったのがこのR2-D2です。『ものづくりの聖地』と言われている新潟県の燕三条のみなさん、
そこをリードするツインバード工業のみなさん、その他たくさんの企業と一緒に作りました。塗料もそうです。
『塗料業界のフェラーリ』と言われる武蔵塗料さんに協力いただきました」(伊藤氏)
 武蔵塗料代表取締役社長の福井裕美子氏は「これまでレノボやアップルの製品なども手がけてい
て塗料には自信がありますが、(R2-D2型冷蔵庫は)すごく要求水準が高くて大変でした。
何度も色やツヤ、触感について確認しながら完成させました」と語っていた。

バカバカしい? それとも“神家電”?
 鳴り物入りで登場したこのR2-D2型冷蔵庫に対して、世の中の人はどんな感想を持ったのか。
インターネット上では、R2-D2型冷蔵庫に対してさまざまなコメントが見られた。いくつか抜粋して紹介しよう。
 「これは久々にすごいニュース」
 「かわいい~」
 「R2-D2の冷蔵庫とかたまらない!」
 「可愛いけど、値段はかわいくない(>_<) 」
 「実物見たけどやっぱりクオリティすごい」
 「R2-D2の冷蔵庫いいなと思ったけど100万円だった」
 「こんな冷蔵庫あったら楽しいw」
 「実物大のくせにそれしか入らないのかよ!」
 「置く場所無いけど、もしお金あったら注文したかもなぁw」
 「冷蔵庫が発売されるみたいだけど価格...」
 「今年の息子が本当にサンタさんに貰いたいものはこれだったらしい」
 「欲しすぎる……だって話すしリモコンで動くんだよ!?」
 「流石にお高い…」
 ・・・


3: 海江田三郎 ★ 2016/01/13(水) 10:18:14.91 ID:CAP_USER.net

 「高い」、「高くて買えない」という意見ももちろん多いが、おおむね好意的な意見が占めていた。
 映画に登場するR2-D2の等身大なので、寸法が「幅約65×奥行き約62×高さ95cm」、重量が「約50kg」と、
大きさも重さもかなりのものだ。価格も消費税込みで100万円を超える一方で、冷蔵庫としては
350ml缶が6本程度しか入らない。ネガティブな要素を探せば、いくらでもネガティブにとらえることができる。
 「高いけど欲しい」、「欲しいけど高い」。どちらにせよ、スター・ウォーズの世界観を知っている人、
スター・ウォーズシリーズのファンにとっては、欲しい製品であることは間違いないのだろう。
実際、筆者も高くて買えないが欲しいのは確かだ。

 伊藤氏はこうアピールする。
 「世界初の、皆様のものになる、『動くR2-D2』です。それだけじゃない。プロジェクターがついています。
Wi-Fiを通じて皆さんの好きな映画、動画、写真をすべて見られます。R2-D2が皆さんの家、リビングルーム、
ホームパーティーの場、商業施設、オフィス、病院、どこでもいいです。ワクワクしたいところ、
ワクワクさせたいところに置いてください。なぜなら、嗜好品ですから。『本物のR2-D2』をお届けします!」
R2-D2型冷蔵庫が日本だけでなく世界中から注目されているのは、世界中に多数のファンを持つ
『スター・ウォーズ』シリーズの圧倒的人気キャラクターを等身大で再現したということだけではない。
ただの動かないフィギュアではなく、リモコンで自在に動き、しかも本物のように頭部を回転させる
アクションや音も再現してくれる。さらには、350ml缶などを入れられる保冷庫を内蔵するという「意外性」であり「バカバカしさ」だ。
 伊藤氏はアクアの事業戦略の3本柱の一つとして「家電の嗜好品化」を掲げている。
しかし「前後左右に動いて音を出す」だけのロボットでは、家電の嗜好品化というより「単なる嗜好品」と言える。
そこにごく小容量でも保冷庫が付くことによって「ロボットの形をした冷蔵庫(保冷庫)」になり、
さらには「自宅で映画を見ているときに、席を離れなくてもビールやコーラを運んでくれる、
『人に寄り添うロボット』」という文脈が生まれてくる。
 人によっては「くだらない」、「容積6リットルじゃ意味がない」と言われるような保冷庫でも、
あるのとないのとでは天と地の差があるのだ。
 伊藤氏は発表会で「僕が欲しいから作っちゃいました。いけませんか?」とうそぶいた。
その姿は、まるで風変わりな道楽社長だ。しかし、その裏には「元三洋電機」で現在事業再生中のアクアなら
ではの懐事情や、事業を立て直して右肩上がりに成長させていこうという企業戦略、
そしてブランディング戦略、マーケティング戦略に関する冷静な経営判断があった。
保冷庫を内蔵させることにしたのも、プロジェクターを搭載することにしたのも、すべて伊藤氏のアイデアである。
テレビなどに映る伊藤氏の姿は、もしかしたら出たがりで自己顕示欲の強い人物像に映るかもしれない。しかしそれも、
冷静な計算による“擬態”だった……? 次回は、R2-D2型冷蔵庫が生まれた背景について、
伊藤社長へのインタビューを交えて紹介したい。


4: 名刺は切らしておりまして 2016/01/13(水) 10:20:06.91 ID:DA76sdGr.net

こんなもんいらん
安くて性能が良ければ売れるだろ


6: 名刺は切らしておりまして 2016/01/13(水) 10:25:36.26 ID:FU31bT+f.net

BB-8型にしろよ


7: 名刺は切らしておりまして 2016/01/13(水) 10:27:32.41 ID:trEr27cu.net

歩けるってのは素晴らしいと思うが、ACアダプターつなげてないと
冷えないってことは、冷えた飲み物を持ってきてはくれないんだな・・・。


8: 名刺は切らしておりまして 2016/01/13(水) 10:30:20.50 ID:k7kIbBWr.net

イラついてるときに蹴飛ばしてまうわこんなん


9: 名刺は切らしておりまして 2016/01/13(水) 10:31:10.02 ID:g29gwxTm.net

アイドル歌手みたいなもんだろ。
可愛いだけでも十分なんだが、歌まで歌ってくれる付加価値。


10: 名刺は切らしておりまして 2016/01/13(水) 10:37:01.03 ID:Yvz6rYi1.net

シミ・スカイウォーカーの空気人形を希望します。


元スレ:http://anago.2ch.sc/bizplus/1452647881/